ドキュメント〜WRX-S4 VAG エンジンチェック点灯、エンジン始動不可能

●2016/12/31 午前7:46 第一報

昨日帰省しました。(雪道を走行) インターを降りた直後にエンジンチェックランプ点灯&アイサイトエラーとなり、そのまま15km走行し自宅に。 ディーラーもすでに年末年始休暇に入っており、本日これから近くのカー用品店に飛び込みで行って、エラーチェックを行ってもらおうかと思います。 予約はしていないので、点検可能かはわかりません。。。 1月1日の夜に東京に戻りますが、チェックランプ点灯の状態で350kmの走行はどうなんでしょうか!? 御社のECU(Spec.B)をインスト後、インダクションボックスと12月24日にインタークーラーとインテークパイプ、エアダクトホースと強化ブローオフを装着しています。装着後、チェックランプ点灯までは700km走行し、問題ありませんでした。 エアフィルターはK&Nを入れてますが、エアクリかエアフロセンサーの汚れですかね??

 

走行可能なら深刻なエラーではなく、センサー関係か吸気関係と思われます。 ECUプログラムは問題ないはず。OBDのエラーコードがわかればいいのですが・・ ECUのヒューズかバッテリのマイナスを抜いて5分放置すればエラーは一旦消えます。 まずリセットしてみて、同様の症状が頻発するようでしたらご連絡ください。

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2016/12/31 10:29 第二報

お休みのところ返信深謝です。 現在ショップの診断機診てもらってます。 エラーコードはP0171で、リーン(希薄燃焼)になっているとのことです。あとC1422もあって、こちらはVDCエラー。 ECUを書き換えているなら、それ疑わしいという感じで見られました。ECUリセットかけてます。 とりあえず走行は可能のようなので、明日東京に戻ります。 お力を借りるかもしれませんので、よろしくお願いします。

 

P0171の場合、サクションホースがしっかり付いていなくて、正規の吸気経路以外から二次エアを吸っている可能性があります。 インテークやインタークーラーの配管の取り付け見直しが必要かもしれません。VDCにほうのエラーは、P0171に引っ張られて出て来たと思われますので問題ないはずです。

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2017/01/01 16:16 第三報 

調子よく走っていたのですが、走行中にでポンポンという音が車体から鳴ったので、念のため路側帯に止めたらエンジンストップ。以降、エンジンがかからなくなってしまい、ロードサービスを呼びました。チェックランプは点いていません。とりあえずインタークーラーやブローオフバルブを付けてもらった店に運び込みます。

 

◎承知しました。取り付け店で、インテークからスロットルまでの経路を再確認してもらってください。センサー系のエラーですとチェックランプが点灯するはずですので、配管抜けと思われます。燃調補正値の限界を超えてセーフティが発動、エンジン強制停止の可能性が高いです。いつでもチェックしますので、手に負えないなら連絡ください。

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2017/01/02 16:56 第四報

結論から報告しますと、本日、パーツを取り付けてもらった店にて解決し、S4は無事戻りました。 P0171の要因は、ブローオフバルブのバルブ締め付けが緩く、そこから二次エアを吸って、リーンになっていたそうです。 バルブが緩んでから基準値の25%まではECUで補正し、燃調でコントロール。25%を超えた時点でエンジンチェックランプ点灯。その後走行中にバルブがぶっ飛んで基準値の35%を超えたので、強制エンジンストップとなったそうです。ブローオフバルブは24日にサクションパイプと同時に取付しましたが、その際の取り付け担当者はバルブのカシメが硬く、締め付けに苦労したとのことでした。 本日バルブを再度きっちり取り付けてもらい、シャシダイを使って数値を測定しました。その結果、補正も5%未満の範囲であり、エンジンも正常とのことです。 いやぁ、症状をお伝えしただけで、要因を特定できるとは、流石はスバルDITに精通するDRiViSiONさんです。頼りになります。 年末年始のお休みのなか、ありがとうございました。

 

◎あーよかったです!!! やはり二次エアでたか。  目安として、2.0DITですと踏み込んだらブーストが1.5あたりまではポンと上がるはずなので、それ未満のときは微細な二次エアという疑いを持つが正解と思います。吸気経路の不具合はだんだん広がってゆく可能性が高いので、 パーツ交換されている車両の場合は、OBD診断機の携帯をおすすめします。ありがとうございました。